古物を指す言葉ヴィンテージとアンティーク

古物を指す言葉ヴィンテージとアンティーク

 オークションにて高価落札される商品のなかには年代もので付加価値の高いものが多くあります。このような年代の経過した古い物を指すときに使う言葉としてアンティーク(antique)、ヴィンテージ(vintage)、ラビッシュ(rubbish)、ジャンク(junk)などがあります。

古物を指す言葉それぞれの意味

 

ヴィンテージ(vintage)とは

 もとは当たり年のワインのことを指して言いましたが、現在ではワインに限らず特定の年に生産された良質なものという意味で使われています。

ラビッシュ(rubbish)とは

 イギリス英語でゴミのことを指す言葉ですが50年代から70年代辺りに生産された物を指していうことが多いようです。中古家電や古着などのリサイクル商品を言うようです。

ジャンク(junk)とは

 一般的によく聞かれるものでは、故障や破損などで正常な動作を保証出来ないような物を指しますが、アンティークの世界では1940年以降に作られた物を指すそうです。しかし、先にあげた意味のよう今ではジャンクという言葉には良い意味はありませんのでアンティークの中では違う言葉で表すようになっているようです。

アンティークとヴィンテージ

 この二つの言葉の違いは生産された年代の違いにあるようです。アンティークは生産から100年以上の年月を経たものをいい、それ以前の期間のものをヴィンテージと呼ぶそうです。

 1934年アメリカにて通称関税法が制定され、100年以上前に製作された美術品や工芸品は課税対象としないという法律ができました。このことから100年以上の美術品や工芸品をアンティークと呼ぶようになったようです。その反面、経年100年未満の美術品や工芸品に対しては特別な名称がありませんでした。

 しかし、1980年代に日本がバブルで景気のいい時代を迎えると、100年経っていなくても価値のあるものを売ろうとしてヴィンテージと名付け、それがきっかけで100年未満の価値あるモノをヴィンテージと呼ぶようになったと言われています。

 ヴィンテージの語源はブドウの収穫された年を指したそうですが、その意味合いが古くて上質であることから骨董の世界でも古くて付加価値のあるものをヴィンテージと名付けるようになったそうです。


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